第35回　番組審議委員会議事録

◆日時　平成25年7月25日（火）　18時30分から
◆場所　りんご庁舎　第1会議室
◆番組審議委員
出席者
長瀬正和委員長　藤森秀彦委員　後藤収弘委員　大蔵政紀委員　小澤恭子委員
欠席者
串原一保委員　下平啓子委員　松村由美子委員
◆飯田エフエム放送株式会社
出席者
小池社長　他4名

◆議事内容
社員加藤より前回の番組審議委員会にて出された案件等について回答を行った。
・広報がより印象に残るようにテーマ曲を使ったらどうかというご意見を頂いた。実はテーマ曲は約10年同じ曲を使用しているが、ご指摘を頂くという事は印象に残りにくい曲である可能性もあるので、伝え方も含め検討していきたいと答えた。
・かざこし歳時記に市役所の方などがご出演された際に、原稿読みだけだともったいないし残念だというご意見に対し、収録前に雰囲気を和ませるなどの工夫をこれまで以上に行っていくと答えた。
・「ハイから」の交通情報後のBGMの音が波打っていて気持ち悪いというご意見に対し、確認した所、確かに音量調整による波があった。元のCDから曲を録音し直し是正したと返答した。
・地元で事件が発生した時の対応として、飯田警察署から各新聞社と同様の情報を同時に送ってもらえるよう請願し、送信してもらえる事となった等の報告を行った。
続いて社員木村より今回に至るまでの近況報告や今後の予定などの報告を行った。

◆各委員の意見・感想（テーマは特に設けない）
・最近気に入っているコーナーが3つある。一つは「ナンバー2ヒット曲を探せ」が面白い。仕事中の夕食の休憩時間に聴いているが、正解発表前に休憩が終わってしまう時などはうしろ髪を引かれる思いで仕事に戻っている。加藤さんと女性パーソナリティの方々との息の合ったやりとりも非常に面白い。
・「法律相談」のコーナーも面白い。地元の人の質問に弁護士さんが答えてくれるので、とても身近に感じている。
・「牧村隆輝のイナセなこだわりミュージック」をやっている女性パーソナリティの方の喋りはとても飯田の方とは思えず、東京からの配信番組かと思ったこともあった。とても気に入っている。
・エフエムの火災情報は、市の防災行政無線で放送されてから遅い。もう少し早くならないか。
・公式アプリが3,000ダウンロードという事でキャンペーンを行っていたが、これは他の放送局と比べて多いのか少ないのか評価を聞きたい。
・飯田エフエムは非常に個性的な声や喋り方の女性パーソナリティが多いが、先日とても洗練された喋りをされる方がいて印象に残った。都会で聴く番組のように感じて、お名前は失念してしまったがこれも良いなと感じた。
・朝の番組を主に聴いている。ニュースの量は多くもなく少なくもなくバランスが良い。なぞなぞコーナーの正解者発表が長いと感じる時がある。
・ラジオで「おくやみ情報」を聴くことに違和感があると言っていた知人がいる。
・朝の番組で「おくやみ」を初めて聴いた。どのように情報を集めて放送しているのか教えてほしい。とても新鮮だった。
・「どようはど～よ」での寺平さんの喋りが、やはりふなさんとの会話に変な間があったりしてぎこちなく感じる。「こちりん」での加藤さんとの絡みはスッキリと聴ける。
・「風越亭半生のあのなむし」で南沙織の特集を聴いて、懐かしく感じ非常に良かった。
・「くらしの中から」の朗読を半生さんが行っているが、朗読の後に半生さんからのアドバイスなどがあり、書いている人は励みになるだろうなと感じている。
・「JAM THE WORLD」が好きだ。政治の話など面白く聴いている。
・「飯田下伊那いいとこ」で阿南町長に話を聞くというので楽しみにしていた。下伊那は全国でも高齢化率が高く人口減少にも直面している地域ながら、希に見る頑張った地域作りを行っている。これからもいろんな取組みを紹介してほしい。その中で「ふるさと納税」が話題となっていた。例えばTPPの問題などを首長さんにぶつけてみると面白い。この地域の生活が世界と繋がっている事が見えてくる。
・松枝さんがフリーダイヤルの番号を紹介する時に「れいいいちにーれい」と言っていたが「ゼロイチニーゼロ」の方が馴染みもあり分かりやすいのではないか。
・松枝さんがアイナビクーポンのお店を紹介する時に「駅前の大型店のそば」と2回言っていたが、例えば「赤い扉が目印の」とか「入口に○○の花が咲いています」等の説明が入ると、より番組が生き生きしてくるのではないか。
・出来ることなら電話１本掛けて、店長さんの一言などを添えるとより良くなる。
・「ハイから」で高校野球速報を入れていた。パーソナリティは寺平さんで、アシスタントの木下さんがスタジオに入り伝えていたが、最後に寺平さんが「木下さん、ありがとうございました」と言っていた。これは必要あるのだろうか。木下さんがリスナーさんに対して言うなら理解できるが。スタジオには2人しかいないのは分かるが、その何倍もの人が聴いているのだから、もっとそこを意識してほしい。
・フリートークで町の話題などを話す時に、今日の気温や咲いている花、町で会った人との会話などが入ってくると、より膨らみが出る。時候のあいさつだけでは勿体ない。
・インタビューの番組やコーナーが少ない。有名な方でなくても、この地域で日々暮らしている方の声がもっと聴きたい。J-Waveが退屈でNHKを聴くと、水道橋博士が1時間くらいのインタビュー番組をやっているが、話の引き出し方などが上手くついつい聴き入ってしまう。そういう意味では「伊那谷の結人」は新鮮で、地元を再発見できた。またそのような企画をやってほしい。